その日はなぜか頭痛がひどくて、
まろんの散歩の時間が、いつもよりずっと遅くなってしまいました。
遠くから子猫の叫び声がしたので、声のする方へ近づくと、
まだ目も開いていない子猫の首に、ヘクソカズラ(つる性の植物) が巻き付いていて、
激しくもがいていました。
肉球にいくつもの血豆・爪の付け根の皮下出血・後肢に禿げている部分があるところから、
長時間そんな状態だったと思われました。
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肉球の血豆。他の足にも数ヶ所。 |
カラスが子猫をさらうのを見たことがあるので、
まろんは怒っていましたが、散歩を途中で切り上げて、自宅に連れて帰りました。
子猫の飼育は初めてなので、
にゃんこのおうちさんの、
赤ちゃん猫の育て方を参考にさせていただきながら・・・
*子猫を保護したら、まず保温。
ダンボール箱を用意してペットシーツを引き、その上にムートンとか毛布とか(タオルはループのところに爪が引っかかるので危ないそうです)
お茶などホットで飲める飲料のペットボトルにお湯を入れて、タオルでぐるぐる巻いたものを、
ダンボールの中へ入れておくと、寒ければそばに、暑ければ離れるそう。(授乳のたびに入れ替える必要アリ)
子猫をダンボールの中に入れてから、買い物へ行きました。
子猫を保護して最初に買って来た物
暖めて抱いていないと、大きな声で泣くので、夫婦で交代で抱っこしていました。
お尻をティッシュでトントン刺激すると、おしっこはしてくれるのですが、哺乳器からミルクは飲んでくれなくて、シリンジで少しづつ与えていました。
ミルクは冷やで!?
どうしても飲んでくれないので、おしっこをさせたりしていたら
室温くらいに冷たくなっていたミルクを、気付かずにあげてしまったんです。
そうしたら 初めてミルクを飲んでくれました。
この子が例外なのかもしれません・・・。
体が冷えるのは危険なので、参考にされる場合はご注意を。
*暖かくないミルクを飲むので、室温が暖かくないと飲んでくれません。
細口乳首は硬い!
上記のメーカーの
細口乳首硬いんです、すごく。
哺乳器にミルクを入れて指で押しても、全くミルクが出ない。
犬用の太い乳首の方が、先端が薄いので、軽い力で出るのですが一回に出る量が多い。
軽く押しても出る程度に、乳首の先端を切らなくては、吸う力の弱い子には絶対無理だと思いました。
命名・・・
名前は「太郎」にしようと思っていましたが、ミルクをあまり飲んでくれないので
くるねこさんの胡の呪いに、あやからせて頂いて「
胡太郎」に決めました。